インド神様の話を書いていこうと思います。ヒンドゥー教の神様ですが、まず最初に理解していただきたい事があるのでその事について書きます。
インドの神様とは?
インドの神様の説明をしようと思うのですが、インド神様を正確に伝えるのは非常に難しいです。というか無理です。
インドの初代首相ネルーが「ヒンドゥー教を定義する事は無理!」と言ってますから無理なものは無理です。でも、様々なストーリーがそれぞれの神様にイッパイあって本当に面白いです。
インドの神様って色んな話がイッパイあります。何で?
インドの神様を信仰するヒンドゥー教の地域、国は非常に大きいです。北にヒマラヤ山脈、下にガンジス川があり、農耕民族もいれば狩猟民族もいます。 砂漠もあれば、ジトジトしたジャングルもあります。
そして、それぞれの地域の土着の神様が複雑に混ざってるのでインド神様の説明はかなりメチャクチャな事が多いです。他の宗教の神様が有名だと(仏陀・ブッダとか)その神様をヒンドゥーの神様の一部にしたりします。もっとスゴイのは映画に出てきた架空の神様も信仰されたりします!ガネーシャの顔がゾウとか折れた牙の話でも何種類も神話があります。
日本にもインドの神様がイッパイ
インドの神様は日本にもきてます!日本にイッパイきています!「天」と名の付く神様は、全てインドから来た神様です。
有名なところで大聖歓喜天(ガネーシャ)、弁財天(サラスヴァティー)、吉祥天(ラクシュミー)、大黒天(シヴァ神)、韋駄天(カールティーケーヤ)等など、とにかく神様がイッパイ!しかもメチャクチャな神話が多くて楽しいです。
たまに「ん?この神様、誰?」というような神様を見つけると、もう、うれしくて、うれしくて色んな文献を見て探します。
インド神話のメチャクチャ話
インド神話の中で、最高神(シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマ)という存在がいるのに、その上にさらに偉い神様がいるという考えがあります。そういうアバウトな感じも大好きです。といいながら誰が一番エライ?とかでケンカ(戦い)するんですが…
ボクはそういうトコがナンカいいなーーと思ってます。これらのインド神様の説明を見て、ボクのように大好きっ!になっていただいたらサイコーです!ボクも、いつの間にか、はまってしまいました…皆さんもはまってください!
最初にお祈りする特別な神様「ガネーシャ」
ガネーシャとは、ゾウの顔をした神様です。「夢をかなえるゾウ」で日本でも有名になりました。
元々は商売繁盛、学門の神様でしたが、現在は、様々なお願い事を聞いてくれる世界中で愛される神様です。日本では「大聖歓喜天(たいしょうかんきてん・かんぎてん)」
> ガネーシャの説明
インド神話の三大神・最高神(シヴァ・ヴィシュヌ・ブラフマ)
シヴァはインドの神様で三大神、最高神と呼ばれる、ものすごくエライ神様です。
他の三大神とは少し異なり、修行をするお姿で描かれます。また、ダンスをしながらこの世を破壊し再生する神でもあり、その時の姿を「ナタラージャ(ダンシングシヴァ)」と呼ばれています。日本では「大黒天、だいこくてん」(妻:パールヴァティー・息子:ガネーシャ、スカンダ)
> シヴァ神の説明
ヴィシュヌは、三大神・最高神の1人です。
この世を維持する神様とされています。若く男前のお姿で描かれることが多いです。
ヴィシュヌの昼寝は有名です。また、10の化身を持ち、それぞれの化身が様々な神話を残しています。その中で最も有名で人気なのがモテモテの神様クリシュナです。(妻:ラクシュミー)日本では「那羅延天・毘紐天、びちゅうてん」
>ヴィシュヌの説明
ブラフマは三大神、最高神ですが、現在ではあまり人気の無いのが現状です。宇宙を創造した神様とされています。世界最古の聖典「ヴェーダ」を持っている神様です。(妻:サラスヴァティー)日本では「梵天、ぼんてん」
> ブラフマの説明
インド三大美女神(ラクシュミ・サラスヴァティ・ガンガー)
ラクシュミーはインド三大美女神です。美と富(美しさとお金)の神様として人気の女神です。あまりにも美しいので全ての神様に求婚されたと言う伝説もあります。この女神の写真、絵を財布に入れておくとお金持ちになるという伝説もあります。(夫:ヴィシュヌ)日本では「吉祥天、きっしょうてん」
> ラクシュミーの説明
サラスヴァティーはインド三大美女神です。サラスヴァティー川が神格化された女神です。学門と芸術の女神として人気の女神です。日本では「弁財天とよばれ、川の近くにお祭りする神社などがあります。(夫:ブラフマ)日本では「弁財天、べんざいてん」
> サラスヴァティの説明
ガンガーとは、ガンジス川が神格化された女神様です。ほとんど見かけることは無いのですが シヴァ神の頭の中にいる女神様です。(なぜ?ガンジス川がシヴァ神の頭の中に?物語が面白いですよ。)
有名なインド神様・人気の神様
パールヴァティー(ドゥルガー・カーリー/サティー・デーヴィー)
パールヴァティーとは最高神シヴァの妻です。この女神の特徴は、化身(アバター)にあります。悪魔を倒すために強く凶暴になっていき、ドゥルガー、カーリーに化身します。また、元はシヴァの婚約者サティーであったり、最高神が崇拝するデーヴィーというものすごい女神様です。
クリシュナは、ヴィシュヌの8番目の化身(アバター)で唯一完全な神様とされます。元々は、実際にこの世に存在したとも言われています。若く、男前でモテモテの神様です。人気のクリシュナ神には様々な戦いや、恋愛の物語があります。
>クリシュナの説明
スカンダ(カールッティーケーヤ)は戦いの神様であり、豊穣の神様としても有名です。シヴァ神の息子であり、ガネーシャの弟です。(兄という話もあります。)乗り物は孔雀(くじゃく)で、ガネーシャとの世界三周を競争する話は面白いです。スカンダの誕生にも様々な伝説がありインド神話の楽しさでもあります。
仏陀・釈尊は仏教の開祖として完全なる聖人とされますが、インド神話ではヴィシュヌの化身になります。元々はゴーダマの王だったのですが修行し悟りを開きます。また、タイの仏陀には曜日により様々な意味を持つ仏陀が存在します。
珍しい神様・スゴイ神様
アルダーナリシュヴァラとは、シヴァとパールヴァティーが合体した姿です。合体した、いきさつは様々ありますが、 この世で最も珍しい「完全神」とされています。
ダッタートレーヤーは、インド神話の三大神、シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマが元々は1つの神様であった事を意味しています。イラストなどでも珍しく、置物などもあまり無いとても珍しい神様ですがインド神話の根本を表現し、様々な物語があります。
> ダッタートレーヤーの説明
バフチャラとは、「子ども授け」「子供を守り」「成長させ」る神様です。主に、「ヒジュラ」とよばれるシャーマンに信仰されています。ヒジュラという存在は女でもなく男でもない存在なのですが…偶然、当店にこの女神様が来られ、この女神の存在を知りました。
> バフチャラ神の説明
その他の神様の話や、神話
インドにはホントものすごい数の神様がいますので、当店では販売してないですが、紹介していきます。
- アイラーヴァダ
- アムリタ・乳海撹拌(にゅうかいかくはん)
- インドラ(帝釈天)
- ガネーシャ(大聖歓喜天)とヤーマンタカ(大威徳明王について)
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