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ドミグラスソースの大人の「苦味」

最近の若い人はアレだと思うのですが・・・
ちゅーか、ドミノピザとかであれだと思うのです。


ボクが初めてピザを食べたのは幼稚園の時です。
洋風の店！っちゅー感じの
とにかく洋風洋風した店でした。
幼稚園の記憶が全く無いボクが
その店名を今でも覚えてるくらいです。

そして時は過ぎ
小学生の時に食べた第2ピザにビビりました！

何というのでしょうか？
とっろっとしたコッテリで塩っけとまろやかな
まーそういう感じのアレ。


その中にちょっとした「苦味」があったのです。
その中に「大人のようなもの」を感じたのです。


そして次の「大人」は間もなくやって来ました。


プールに行って食ったミートスパゲティー。
家の甘ったるい感じじゃなくて、
本格的な何かわからない「苦味」がありました。

苦味といっても、あのあれ。忘れた・・・
イワシを干して乾燥させたやつの
居酒屋で5匹くらいで出てくる奴。の
ハラワタのような苦味でなく
もっと上品な苦味。


ボクがガキお坊ちゃんの頃に
食ったあの「苦味」は一体なんなのだ？！

オッサン・・・というか小学生を卒業した頃から
この旨みの中にある特別な
「苦味」料理に出会ったことが無いのです。

かれーや、シチューにコーヒー入れてもなんか違う。

行きつけの飲み屋のマスター（料理上手い）に聞いたら
アレは「焦げやろ？」と言われたけど納得できない。


そこで思ったのです。
っちゅーか今わかったのです。


おっさんになってタバコ吸ってビール飲んで
「居酒屋で5匹くらいで出てくるアレ」を旨いと思うようになった
ボクは苦いものに慣れたんで、
あの時の新鮮で斬新な「苦味」はもうわからないのだと！

ボクのほろ苦い少年時代の青春の「苦味」は
これから先、絶対に味わうことができないのだと！




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ちゅーことです。

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あ、ちなみにジンセーで一番ビビったのが、
これまた小学生の時食った「天津飯」です。

あまりの美味しさと驚きで

「な、な、エビ3つしか入ってないのに何でこんなに旨いねーん！これ考えた人とチキンラーメン考えた人はノーベル平和賞もらってもいいのではないかーーー」と

食った瞬間店の中で大声で叫びました。


店の人がエビを2つくれました。