高1の冬休みに1駅隣のジャスコの靴屋でバイトしたんです。多分、初めてのバイトだったと思うのですが何日かすると慣れました。
全く売れない靴… |
売れない靴がある!
バイトを一週間くらいした時、ふとあることに気づいたんです。
子供靴コーナーのワゴンの中の「ある一足の靴」が全く売れないのです。
売れるどころか手に取る人さえいないのです!
バイトってアレなもので、忙しいとアッという間に時間は過ぎますが、暇だと立ってるだけでかなり暇でキツイです。
そこで、全く売れる気配のない「○○レンジャーの靴売ったるどー作戦」を決行したのです。
暇つぶしに。
売れない靴を売る作戦
先ず、右と左の靴がきれいに揃ってないので、左右の靴を繋いでいるプラッチックのアレを切り再度キレイに揃うように留めました。
が、そんな単純なことでは売れないです。毎日毎日色んな事を試しました。
- ワゴンの一番目立つ所に置きました
- この靴が目立つよう周りの靴を白色で囲みました
- モチロン靴の知識(○○レンジャー)もしっかりと把握
ついにその時がきた!
数週間後、子供連れのお母さんが例の靴を手にしたのです!
母「コレはウンタラカンタラですか?」
ボク「はい。この靴はウンタラで、とてもカンタラです」
ボク「あ、それ最後の一足です」
母「ではコレください」
ボク「ありがとうございました!」
ボクは嬉しさの余り満面の笑みでレジに行きました。
当時先輩だった大学生のバイトの人や、パートのオバちゃんも喜んでくれました。
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この話がきっかけで
「セールスマンと靴の話」ができたそうです。
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こういった伝説があってボクが天才靴売紳士と言われる所以なのかな?と思ってます。
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