天才の話

九老翁図（逆遠近法）

やりました！ついに天才紳士が見つけました！前々から言ってた逆遠近法の絵です。最近、やたら「逆遠近法」でアクセスが多いなーと思ってたら画像検索で、3枚も載ってました。＞この記事の絵「逆遠近法」

逆遠近法で描かれた「九老翁図」

で、他を色々見てました。もしかして、長年探していた、「例の屏風画」があるのでは？と見つけました！！上の「机を挟むオッサン2人」です。手前の黒オッサンよりも、向こうの白オッサンのほうが大きいですね。机も、遠くに行くほど幅が大きくなっています。コレです！逆遠近法！あ、「九老翁図」というらしいです。くろおぎな？読み方分からないです。

【説明】

毘沙門堂の宸殿（しんでん）内部の障壁画116面はすべて狩野益信の作品です。どの角度から見ても、鑑賞者が中心になるという「逆遠近法」の手法が用いられてます。

フォトショップで逆遠近法を遠近法にしてみました

逆遠近法をフォトショップを使って遠近法にしてみました。どうでしょうか？あまり変わったというイメージが無いですが動画になると、逆遠近法の面白みが出てくると思います。

九老翁図を様々な角度で見ると

黒服のオッサンが白服のオッサンの右に行ったり左に行ったりするように見えます。この感覚わかりますか？見にくいかも？机の大きさ、向きなども面白い動きをします。きれいな動画では無いですがこちらからご覧ください
美術で習ったか？「逆遠近法」｜天才日記

-----
ナンカ、謎が解けた気がして頭の中がすっきりっ！！！今日はサイコー！
-----Ψ

あ、写真は「フォト蔵」でどうぞ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/215360/59969894