とにかく長い長い風呂だった。
仏の銭湯が、一棟に3つあり、それが果てしなく続いた。
入り口にはアリサねーちゃんがいて忙しそうに働いていた。
この銭湯はかなり儲かっているみたいだ。
長い銭湯の一番奥におじさんがいるので話しをしにいった。
四畳半くらいの小さなスペースで、そこに書類が山積みになった机があった。
ボクとおじさんは、ベランダに出て変わり果てた
町を見ていた。目の前の家は確か大垣君の家だった。
おじさんは首相の麻生だった。
麻生はボクに風呂の温度を見て来いと指図し
ボクはどのように温度を上げるかわからなかったが
お湯の中に手をいれると段々と温度が上がっているようなので
安心し宴会場に戻った。
ボクの対面にはエリちゃんがいて左にはトモちゃんがいた。
今日はあまりいい日でないのはわかっていたけど
トモちゃんに、この後、お茶でもしないか?と聞いた。
トモちゃんは少しためらった感じで
私、結婚してるん。といった。
ボクにとって、かなり思い切った告白だったが、
なんか、もーいいと思った。
その証拠にトモちゃんはトモちゃんで無く
ファッション雑誌に出てくるモデルのような
体型と顔で確実にボクよりも背が高くなっていた。
遠くのほうの石油ストーブの前で
さっきまで、マージャンをしてたはずの
沖中たちがいた。
ボクはこっちに来て一緒に飲もうといったが
何か食っていて聞こえていないようだった。
横にいたトモちゃんが、やっぱり行くと言った。
---Ψ
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