マスターに「何か書くもの」を借り
その店のロゴマークが入った
コースターを裏返した。
生ビール1杯、焼酎のロックは既に憶えてない。
横に座っているKちゃんに、先ず
「ゼロ」と「丸」を書いてもらう。
コースターの裏に
「0」と「○」が書かれた。
今度は
「丸 に近い形の ゼロ」と
「ゼロ に近い形の 丸」を書いてもらう。
・・昨日、思いついた「ネタ」だった・・
「0」と「○」の下に
右回りで書かれた「ゼロ」と
左回りで書かれた「丸」。
書き方は人それぞれ癖があるので
それを見てホッとする。
Kちゃんはボクと同じだった。
ボクは焼酎のグラスを右手に持ちながら
「これは「ゼロ」やろ?
コッチは「丸」やのに・・・」
数秒後そこに書かれた「丸」と同じ目をして
喜んでいる彼女を見て少し幸せになった。
そして、「好きな人」がまた、一人増えた。
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